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美容専門学校通信課程に通っていた私が語る【通信課程の時間割り】

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美容師免許を取得するために、通信課程を選んだ場合、昼間課程と学習の進め方にどのような違いがあるのか気になる人も多いと思います。私自身も、通うまで解りませんでした。もちろん、通う美容専門学校によって違いはあるかとは思います。

 

これまで通信で美容師免許を取得した私が語るシリーズでは、¨美容専門学校の通信の内容¨について詳しく解説していきました!

今回は通信課程の授業について、更に詳しく話していきたいと思います!

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通信課程の授業

 

通信課程は配本教材による通信授業と、教員の直接指導による面接授業の2つから成り立っています。

 

面接授業は夏休みや春休みなどを利用して、所属の養成施設で行われ、必修科目すべてと、選択必修科目のうち実習を伴う科目について受講を行います。

 

私が通っている時はこのような時間数でした!

 

必修科目(時間数)
関係法規・制度 10時間  衛生管理 30時間
理容・美容保健 30時間  物理・化学 30時間
理容・美容文化論 10時間 理容・美容技術理論 5時間
運営管理 5時間       理容・美容実習 175時間

 

選択必修科目(時間数) 
20時間外国語(英語) 社会福祉理容・美容カウンセリング
ヘアスタイル画によるトータルファッション    ビジネスマナー

 

*中学卒業または高校在学中の方は別に3科目(現代社会・化学・保健)を学習します。

 

卒業までの3年間で120単位以上あるいは600時間以上(理容所・美容所に常勤で従事している者は60単位以上あるいは300時間以上)を受けることが義務付けられています。

 

通信課程でも普通の美容専門学校と同じ様に、筆記授業と実技授業が行われます。

しかし、通信課程と昼間課程の卒業時間数(単位数)には違いがあります。通信課程ではどの科目も、大体、昼間課程の⅓時間数で学び、習っています。

 

担任の先生に関しては、学年ごとに主として教えてくれる先生が2人決められていました。

実技授業では、その先生が教えてくれます。

筆記授業では、担任ではなく、科目ごとに専門の先生が教えてくれていました。筆記授業に関しては時間数だけしか教えてもらえないので、自己学習して解らない部分が出てきた時、その専門の先生に質問出来ず困ることはありました。

ただ、専門の先生に聞けなくても、通信課程でも担任がいるため、なにか相談したいことは、その先生に相談するなど、普通の学校と変わらず、決まった人に相談が出来る安心感はありました!

 

ここまで、普通の美容専門学校とあまり変わりがありませんが、私の美容専門学校の通信課程にあって、昼間課程でなかったものは、国家試験対策授業(別途料金)があることです。どの学年でもある訳でなく、通信課程3年生(試験前)になると、国家試験対策授業が行われます。内容は、言葉通り美容師免許の国家試験を合格するための授業です。

その国家試験対策授業は、自分で受講するか選んで、料金を支払うことによって受けることができます。

 

1日の時間割

美容専門学校によって時間割も違うとは思いますが、私の通っていた美容専門学校の時間割を話したいと思います!

 

HR 9:00〜9:10
1限 9:10〜10:00  2限 10:05〜10:55
3限 11:00〜11:50  4限 11:55〜12:45

お昼休憩

5限 13:30〜14:20   
6限 14:25〜15:15
7限 15:20〜16:10

清掃・終礼

 

時間割はこのように組まれていました。HR、5分休憩、お昼休み、清掃・終礼がある等、通常の学校と変わらない時間割だと思います!

また、9:00にHR始まる為、それまでの通学が義務付けられてました。出欠席は、担任の点呼とタイムカードで、出欠席や時間数などの管理をしていました!その為、遅延以外で1分でも遅刻すると、1時間分の時間数がもらえなくなっていました。

 

筆記、実技授業の割合

通信課程の筆記、実技授業の割合は、上記に書いた必修科目ごとの時間数で解るように、実技授業(理容・美容実習)が大半を占めています。全ての科目ごと、必要な時間数の授業が組まれていますが、年間を通して、1日実技授業の日がほとんどです。時々、筆記授業が組まれていました。

 

一例

HR 9:00〜9:10
1限 9:10〜10:00     物理・化学
2限 10:05〜10:55   物理・化学
3限 11:00〜11:50    美容実習
4限 11:55〜12:45    美容実習

お昼休憩

5限 13:30〜14:20    美容実習
6限 14:25〜15:15    美容実習
7限 15:20〜16:10    美容実習

清掃・終礼

 

筆記授業に関しては、昼間課程では教科書全体を学んでいくかとは思いますが、通信課程では、美容師免許取得するために重要な部分を中心的に勉強していました!なので、分厚い教科書の場合、触れずに飛ばしていくことが多かったです!

基本的にプリントを使った授業が多く、多くの筆記授業で、美容師免許国家試験でここはよく出るというポイントを重点的に説明する先生が多かったです。また、その量が多く、筆記授業の時間数で終わらない先生もいました。

 

筆記も実技も、昼間課程と比べて、少ない時間で学ぶため、特に筆記の授業では1年生で学んだものを3年生で覚えていない人がほとんどでした。

 

テストについて

通信課程だから、テストなんてないと思っていたら、私の学校では3年生になるとテストがありました!もちろん、筆記も実技もどちらもあります。

テストの範囲は昼間課程と比べると範囲も回数も違うと思いますが、美容師免許取得するために必要なテストでした。

 

昼間課程によくあるのが、このテストに合格しないと、単位が貰えない、卒業ができないという決まりだと思いますが、通信課程でも同様の決まりがありました!そのため、美容師免許の国家試験(実技)が終わったあとも、学校のテストに合格していない人は、学校の単位・卒業するため、合格するまで再テストを受け続けていました。

 

あくまで私の学校の話しなので、学校ごとに違いはあるかと思いますが、通信課程も昼間課程と似たようなシステムなんだと、通学して感じました。

これで通信課程の授業の話しを終わりたいと思います。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が参考になったら幸いです!

 

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